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平和教育セミナー2017「核兵器禁止条約と憲法第9条」~ヒューマニズムの視点から~

ご参加者の感想 (匿名:一部抜粋)
~Aさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
とても素晴らしい内容でした。
講師の幼い頃からの実体験からのお話は、胸に迫り、突き動かされるものがありました。
平和はやってくるものではなく、守るものだという話が忘れられません。自分にできることから、実践していきます。ありがとうございました。 
【被爆者証言について】 はじめて聞いた。
~Bさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
とても素晴らしい内容でした。
講師の幼い頃からの実体験からのお話は、胸に迫り、突き動かされるものがありました。
平和はやってくるものではなく、守るものだという話が忘れられません。自分にできることから、実践していきます。ありがとうございました。 
【被爆者証言について】 はじめて聞いた 
~Cさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
「平和」「核」について、私の中ではあまり意識していませんでしたが、お話を聞いて、これからの日本・世界について考えていきたいと思いました。 
【被爆者証言について】 テレビで見たことはある
~Dさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
広島での実体験の話は、やはり強烈でした。みんな苦しい思いをしても学校まで歩いて帰ってきたというのが、信じられない・・・ですが、最後に、先生と先輩に見送られて、安心できたことでしょう。次に生まれ変わる時は、幸せに暮らしてほしいと願います。
また、日本人が外国で多くの方を殺害しているとのこと。上司の命令だと、従わざるを得なくて、人間的な感情がなくなってしまうからこそ、「殺害できたのかな」とか、その時の日本兵の気持ちを考えてしまいます・・・。 
【被爆者証言について】 過去にきいたことがある
~Eさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
被爆者の方の話は時代背景・敗戦に向かっていく兆候や悲惨な光景が目に浮かぶようで、とてもわかりやすくかったです。
戦争は絶対に繰り返してはいけないと、再認識致しました。若い人にもどんどん聞いてもらいたいと思いました。これからも頑張って下さい。 
【被爆者証言について】 過去にきいたことがある 
~Fさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
被爆者証言では語り継ぐ方が高齢となり後継者が必要と思われます。今回、初めて被爆証言者の話を聴く事が出来、 改めて戦争の悲惨を感じました。 機会が有れば次回も出席したいと思いました。 
【被爆者証言について】 はじめて聞いた
~Gさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
興味深い内容でした。 
【被爆者証言について】 過去にきいたことがある
~Hさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
とても素晴らしい内容でした。
講師の幼い頃からの実体験からのお話は、胸に迫り、突き動かされるものがありました。
~Iさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
 平和教育セミナー2017『核兵器禁止条約と憲法9条 ヒューマニズムの視点から』に参加させて頂いての感想毎年参加させて頂いており、数多く学ばさせて頂いております。初めにお礼申し上げます。
また、ここ数年は現在小学生二年生の長男、今回、四才の長女を主催者様にご連絡の上、参加させて頂いております。真面目に平和を考え発信する大人がおり、真摯に傾聴する受信する大人がいる場所に身をおくことこそ、内容を理解するしないの思考の次元ではなく、体感の生命の次元の大切な教育と存じます。また、二年前の貴NPOのこの平和教育セミナーにて被爆証言の講演をされた、谷口稜曄さんのご他界の報道が今年された時、お姿のお写真をみて、六才の時参加させて頂いた長男は、具合悪そうなのにずっと立って話していたおじさんでしょう。おぼえているよ、とのことでした。生命に刻まれております。まず、このような機会を与えて頂き御礼申し上げます。感謝致します。 第1部 被爆証言 切明千枝子さんの講演を拝聴させて頂き、まず、一般の普通の市民の「生活」と世界史の「戦争」が切り離されものではなく、重なりあい、「戦争」が、日常の状態に移り行くお話し、また「戦争」が「生活」そのものになってしまった日常の恐さ、狂気、また、私達の現在の現状が近づきつつあることへの切明さんの抑えがたい強い危機感が伝わって参りました。切明さんの学徒動員され兵器厰での38式歩兵銃の銃身のさび落としをしながらの、責任者への質問は戦時中の時代が目の前に如実に浮かんで参りました。旧式銃のさび落としをし続けた少女が、さすがに「日本勝てるのでしょうか?」の質問に、先生は、「そんなこといっちゃいかん。日本は神様の国なんだから神風がふく。おまえがそんなこと言ったら、言霊ということがある。そんなこといったらそうなってしまう(趣旨)」 「そんなこといったら、憲兵にひっぱられる。子供だがひっぱられる(趣旨)」 のお話しは、宗教を背景とした権威、国家を背景とした権力が日常を覆いつくし、それによる脅しの緊迫感が迫って参りました。  また、原爆によって被爆し、年下の12、3才の少女達が、次から次に死んでいった状況、火葬の状況と、「私のこの手で下級生たちを焼いたの」「12、3の少女になんの責任があるのでしょうね」とお話しする苦渋、悲しみに胸が潰される思いが致しました。このような重く苦しい体験を、お話し下さり感謝の一言でございます。 第2部 セミナー「核兵器禁止条約と憲法第9条」を拝聴しての感想 人類の戦争の歴史。日本の被害の立場と加害の立場の説明。原子力発電と核兵器開発の関係と政治の抑止利用の説明は、以前の貴平和教育セミナーに参加し教えて頂いており、その後の報道、書籍にふれる基盤を頂いておりすんなり理解できました。NPT 体制、核軍縮の方法の「ステップ・バイ・ステップ」アプローチ、「国家安全保障」の立場から段階的に軍縮と、核兵器禁止条約、「人道的アプローチ」、被害を受ける「人間」の視点から廃絶を目指すとの対比は、全体像が浮き上がりはっきり致しました。また、私たち一人ひとりの心の中にある「核兵器を容認し正当化する思想」の克服の視点は、強く共感致します。最後に、新聞報道にて今年のノーベル平和賞の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のフィン事務局長の「われわれは被爆者の話を聞くことから活動を始めた」との言葉を思い出しました。何らかのかたちで次の世代に想いをはせる、また成長にかかわることは、個としての存在に何らかの影響を与えるのではないか。個としての生物学的な生命の流れも大切でしょうが、種としての生物学的な生命の流れ。人類としての次の世代の為にとの視座は、時間という縦の流れ、空間というのが横の広がりを体感できる全体性と、普遍性の感覚の体感を与えて、個としての自らの救済の源泉になるかと存じます。核兵器への恐怖感は、俯瞰した時、危機感となり、次の世代の人類の為に廃絶すると決意することによって、実は自らの救済にも繋がっていくということなのではないでしょうか。抑止力という分断された自我の体感にて、「戦争」が「生活」に入り込んでくるならば、全体性、普遍性の共生の秩序感覚に基づく生命の幸福感にて、「平和」も「生活」に湧現させ対抗していく。私なりのモラル・コンパス、行動規範がみえてきました。ありがとうございます。切明さんの、軍用に調達された、馬は1頭ももどってこなかった。犬も1匹ももどってこなかった。鳩も1羽ももどってこなかったとの、振り絞るようなお話しは、人類を越えて生命への共鳴を、共感を感じました。地球意識、宇宙意識とでもいうのでしょうか。それは、どのようなことがあったにせよ、一人の人間に体現されることに圧倒されました。次への課題を頂戴致しました。感謝致します。核時代の一側面を気付かせて頂きました。希望を頂きました。私も私の立場で頑張って参ります。
 毎回たくさんの知識、気づきを頂戴しております。 貴NPO の皆様の研鑽のご努力と共に熱意に感謝致します。 ありがとうございます。
【被爆者証言について】 過去にきいたことがある 
~Jさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
1番心に残ったのはやはり切明さんのお話です。体験されたからこその壮絶な内容と、戦争は絶対に繰り返してはならないとの強い想いが胸に迫り、涙が出ました。自分の心にも同じ想いが強く植わったと感じます。
後半は、
・現行憲法の存在が日本と国民を守ってきた事実
・首相が何をしようとしているのか
・日本の核に対する姿勢の現状
を具体的に知ることができ、これから政治を監視していくうえでとても重要な材料をいただきました。
~kさんからの感想~
【セミナーの感想を自由にお書きください。】  
若い人達にこそ聞いて欲しいお話でしたが、今回、自分の子供達が参加できなかったことが残念でなりません。
切明さんは、日本が戦争に突入し、最後に原爆が投下されるまでの時代の流れを丁寧に説明されました。現在の日本の様子と重ね合わせて、大変に心配されていることが良く分かりました。軍事都市だった広島の雰囲気、戦争批判を禁じられ、ご自身が軍国少女として成長させられていった様子も良くわかりました。
・焼け焦げた肌が垂れ下がり、それを引きずって歩く絵を中学生の頃、「はだしのゲン」で見て衝撃を受けた思い出がありますが、実際にそれを目の当たりにしたお話には鳥肌が立ちました。学校の後輩の遺体を火葬するお話も悲惨な光景です。15歳の少女が経験するには、どれもあまりにも残酷です。これほどの体験を人に語るには、重たい決意が必要だったとのだと思います。「虐殺とか言いようがない。」とおっしゃった言葉が忘れられません。
第2部ではNPT体制、核兵器禁止条約、憲法第9条を比較して大変分かりやすい解説をしていただきました。核兵器禁止条約が核兵器を絶対悪として、人道的アプローチで廃絶を目指すものであることが良く理解できましたし、比較して説明していただけたことで第9条が如何に優れたものであるか改めて認識できました。
人道的アプローチは、貴会がヒューマニズム憲章において表明されている「人間は人間を絶対に殺してはならない」、「非暴力を生きる」という、「人間が人間に対する根本的態度」から導き出される知恵であると思います。
核兵器の数を調整する話し合いだけでは全廃は望めないと思います。核兵器は人類の生存を脅かす根本的な脅威であり、絶対悪であるとの強い思想に基づき取り組まなければ、核兵器保有の誘惑を克服できないのだと思いました。
第9条は崇高な理念に裏打ちされた世界に誇るべき条文です。「戦争できる国がまともで、戦争できない国は愚か。」であるとか、「日本も核武装すべきだ。」などといった転倒した思想に惑わされてはならないと強く感じます。
・一人ひとりが心に確かな羅針盤(モラルコンパス)を持ち、第9条の理念実現に取り組むことこそ、日本人の責任であり、誇りであると思います。
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